釜石シーウェイブス大勝で残留決定、大阪府警に55-19〜助っ人躍動 勝利をけん引、トップリーグ昇格は来季に持ち越し

2018/01/22|カテゴリー:復興釜石新聞 スポーツ

 後半6分、フランカーのクリス・アルコックが右隅にトライ(ゴール)を決め、33ー14と引き離す

後半6分、フランカーのクリス・アルコックが右隅にトライ(ゴール)を決め、33-14と引き離す

 

 ラグビートップチャレンジ(TC)リーグ入れ替え戦は13日、東京都大田区の東京ガス大森グラウンドで行われ、TCリーグ7位の釜石シーウェイブス(SW)RFCは3地域チャレンジマッチ2位の大阪府警(トップウエスト1位)を55―19(前半26―14)の大差で退け、リーグ残留を決めた。釜石SWは前半、FBジョー・ピーターセンのトライで先制したものの、相手バックス陣に連続トライを奪われ逆転される。しかし、ピーターセンのトライ(ゴール)で同点とし、フランカーのクリス・アルコックが約70メートルの独走トライを決めて勝ち越し。風上に回った後半はスクラムでも優位に立ち、立て続けに5トライを奪って突き放した。

 

 最後は大勝の形でリーグ残留を決めたものの、前半は相手バックスにあっさりと突破され、一時は逆転を許す厳しい展開に追い込まれた。「負ければ降格」というチームの危機を、スーパーラグビー出身の外国人“助っ人”が救った。

 

 7―14とリードされた前半、WTB小野航大が蹴り出したボールをピーターセンがキャッチしてトライ。35分にはアルコックが自陣でターンオーバー。約70メートルを走り切ってトライを決め、勝ち越した。

 

 先制トライを含め3トライを奪ったピーターセンは「絶対に負けられない試合。トライを決めるために必死だった」と興奮気味に話した。一方、献身的なプレーで2トライを挙げ、勝利につなげたアルコックは「最後までゲームプランを守って戦えたのが勝因」と冷静に振り返った。

 

3トライを決め、勝利に貢献したジョー・ピーターセン

3トライを決め、勝利に貢献したジョー・ピーターセン

 

 両外国人選手の気迫に促され、前半終了間際にはSH南篤志が自陣でこぼれ球を拾い上げ約70メートルを独走トライ。南は「大阪府警には昨季のTCリーグ参入戦で接戦に持ち込まれ、いいイメージではなかったが、入れ替え戦でこの1年間の成長を示すことはできた」と前を向いた。

 

 小村淳ヘッドコーチ(HC)は「前半は相手アタックへの反応が悪かったが、後半は修正できた。スクラムで優位に立ち、苦しい場面でもいいボールを供給できたのが勝因」と胸をなで下ろした。「来季は最低でもトップ4に食い込み、トップリーグとの入れ替え戦に進みたい」とチームの立て直しへプランを描く。

 

 桜庭吉彦ゼネラルマネジャー(GM)は「意識改革が必要。心構えの部分をもう一度考え直し、新たな行動につなげてほしい」と選手の奮起を促す。チーム内競争の必要性も強調した。

 

(復興釜石新聞 2018年1月17日発行 第656号より)

 

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